2020/05/30 20:46

この辺りの畑では、葉つきの人参が採れ始めています。

一般的にスーパーなどで販売されているのは、葉を落とした袋入りの人参。
あまり疑問に思うことは少ないかもしれないけれど、なぜ「葉を落とした状態で流通されるのか?」というところを想像してみると、
・葉を切らないと、人参を洗う機械を使えない
・物流コストが上がってしまう(葉がつく分、良い状態のまま流通させようとすると箱サイズが大きくなってしまいます)
・鮮度管理がむずかしい(人参の葉は比較的すぐに萎れたり、黄変してしまいます)
というところが考えられます。

単純に効率で考えると、とても合わないんだろうなと想像できます。
だからこそ、農家さんとの距離が近い直売所では、積極的にお客様に届けていきたい野菜のひとつ。
旬の出始め、いわゆる「はしり」の時期だけ楽しめる葉つきの人参。
先日出荷したTOKYO YASAI BOX "SHUN-初夏-"では、国立市・高橋和男さんが育てた葉つき人参をお届けしました。

人参の葉は、人参特有の香りがしっかりとします。その香りを生かして、かき揚げにするのが人気の食べ方。
他には、細かく刻んでからジャコなどと一緒に炒め醤油で風味をつけたら、ご飯のお供にも!

TOKYO YASAI BOX "SHUN"では、この葉つき人参のように、普段のお買い物ではなかなか目にしない・手に入りにくい野菜もお届けしていきます。オススメの調理法が載った「お品書き」も一緒に入れていますので、ぜひトライしてみてくださいね。
お家に届いたダンボールを開ける時のワクワク感を楽しんでもらえたら、嬉しいです。